ウィンブルドン現象

  • 2012/06/27(水) 01:29:19

ウィンブルドンの時期がやってきた。昨夜、テレビで森田あゆみとガイドソバの対戦を見た。日本選手が勝てる試合は見てて素直に面白い。今回は予選・本戦合わせて日本選手が13人出場しているそうである。日本のテニスファンにとっては錦織の試合がメーンイベントになるだろう。今夜の錦織も相手が格下なのでストレート勝ち。

下:錦織-ククシュキン(カザフスタン)戦より


それはともかく、ウィンブルドン現象という言葉がある。
ウィキペディアからそのまま引用すると・・・
------ウィンブルドン現象(ウィンブルドンげんしょう)とは、市場経済において「自由競争による淘汰」を表す用語である。特に、市場開放により外資系企業により国内系企業が淘汰されてしまうことをいう。ウィンブルドン効果とも呼ばれる。-------

ウィンブルドンテニスではなんと男子シングルスでは1936年以来、女子シングルスでは1977年以来イギリス人の優勝がないそうである。男子では80年も経過している!テニス発祥の地というのにイギリスと言う国はよほどテニスが弱いのか。一億円以上という高額優勝賞金を毎年外国人がさらっていくことにおかまいなしに大会を続けるイギリスはさすがに大人の風がある。(たいじんのふう、と読んで欲しい)

日本の大相撲で日本人力士の優勝が6年もない、と日本人力士のふがいなさが語られるが、ウィンブルドンでのイギリスの80年に比べたらたいしたことない。この6年どころか10年くらい朝青龍らのモンゴル勢が日本人を駆逐してきたのであるが、不思議とモンゴル怨嗟の声はあまり聞かない。朝青龍など現役時代には強すぎて嫌われ者の感があったが、引退したら人気者になった。

昨今ではゴルフが大相撲化してきている。日曜ごとのゴルフ試合では上位や優勝者が外人ばかり。6月24日のアース・モンダミン・カップでは服部真夕が優勝して国内女子ツアーの外国勢の連続優勝が7大会で止まったことがニュースになった。日本人が勝つことがニュースになるんだからかなりの大相撲状態である。この「外国人」が曲者で実のところ韓国人ばかり。野球の外人選手というのがアメリカ人ばかりというのに似た表現か。

このアース・モンダミンカップでもトップ争いする韓国選手アン・ソンジュを服部が最後に振り切って勝ったもの。アン・ソンジュは2010年,2011年と2年連続賞金女王である。もちろん日本の賞金女王である。アンは「赤毛のアン」という愛称に似ず、どちらかというと金太郎みたいな風貌で、細い日本選手とはえらく迫力が違う。アン以外にも韓国の有力選手はウジャウジャいるから、日本人が日の目を見るのは大変だ。

下:アン・ソンジュ


女子ゴルファーの世界ランキングを見るとトップ50人のうちなんと20名近くが韓国人と思しき名前である。ちなみに日本人は10名。アメリカ国籍のミシェル・ウィーも韓国では韓国人扱いである。アメリカの女子ゴルフツァーでも韓国人選手の活躍が目立つ。一時期アメリカでも韓国選手の多さに音を上げて、ツァー参加に英語テストを課して韓国人を制限しようという動きもあったが、批判が多く沙汰やみとなったことがある。

ウィーはハワイ生まれで両親は韓国出身。183cmの長身でアンとは対照的な体型。現在LPGA世界ランキング41位でアンの7位とは差がある。


大相撲ではモンゴル人の席巻にはとうにあきらめがついた日本人であるが、昨今のゴルフでの韓国選手ばかり優勝するのにはあちこちからウラミ節が聞こえる。たとえばテレビ中継の視聴率が下がるとか。しかし、スポーツは実力の世界であるから恨みっこなしでいかなきゃ。見よ、イギリスはウィンブルドンで80年もイギリス人の優勝がないのに、泰然としているではないか。

韓国人ばかりなのがやや色気がないが、日本のゴルフ大会に外国からの参加者が大勢いることはそれだけでも大変結構なこと。日本が本当に落ちぶれたら、優勝賞金が下がり、韓国選手どころか外国選手はだれも来なくなり、日本の有力選手も海外大会にばかり出るようになるだろう。

ところで韓国の国内ツァー(KPGAなど)には外人選手がいるのかな?と思って男子ツァーの記録を見てみたら、いなくはない。どういうわけかオーストラリア人ばかり。上位にはいないが。時には日本人選手もいる。賞金はそんなに悪くない。日本並みではないだろうか?しかし大会数が少ないようだ。コチラ

朝鮮日報を読んでいるとスポーツニュースは野球とサッカーの話題ばかり。それもオリックスのイ・デホなど海外で活躍する韓国選手の話題ばかり。ゴルフもアメリカLPGAでの女子選手の話題は報じられるが国内ツァーの話はあまり聞かない。どうやら韓国選手が日本やアメリカに出稼ぎに行くための足がかりにすぎないようだ。

二回連続で韓国がらみの記事となってしまった。

※7月9日の男子決勝はイギリスのマレーとスイスのフェデラーの戦いとなり、イギリス76年ぶりの優勝か、とおおいに盛り上がった。イギリス首相、ロンドン市長、王族まで見に来るというイギリスの期待のかかった試合であった。
日本時間で夜10時20分から深夜2時20分までかかった試合は素晴らしい試合となって、ついつい終わりまで見てしまった。結局は地元大観衆の期待もむなしくフェデラーの勝利となった。

毎度ウィンブルドンはNHKが放送するので昔から見ているが、本当に気持ちよく見れる。派手な広告のない濃緑色に塗装されたセンターコート、キビキビ走り回るボールボーイ・ガールの中高校生と思しき若者達。観客のマナーの良さ。この試合も、フェデラーのナイスプレーには大きな拍手が送られていた。

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20-50クラブ???

  • 2012/06/24(日) 02:09:18

20-50クラブという耳慣れぬ言葉が最近韓国系メディアに頻出する。

初めて聞いたのは最近の朝鮮日報電子版。このほど韓国の人口が5000万人を突破し、一人当たりGDPも今年2万ドルを突破したことから、韓国が大国の指標である「20-50クラブ」に入ることができた、つまり韓国が世界中にたった7カ国しかない先進大国として世界中に認知された、という誇らしげな記事である。本日6月23日付けではこの続報として『韓国の「20−50クラブ」入り、周辺国が羨望の視線』、『「20−50クラブ」脱落の危機に直面する韓国』という記事が見える。本日のYahooトピックスでは「韓国の人口5000万人突破」と言う記事で朝鮮日報の関連記事を紹介している。

下:朝鮮日報記事 (クリックで拡大で詳細、さらにクリック)


私はヨン様現象が巻き起こった8年ほど前からずっと朝鮮日報電子版の日本語版を愛読している。そこで気付くのは韓国人のランキング好き。年がら年中さまざまな指標による世界ランキングを作り、韓国が何位だ、と大騒ぎするのである。実は高度経済成長期やバブル期の日本にもそんな風潮があった。やれGNP世界2位になった、とか造船世界1位だとか、自動車生産がアメリカを追い越したとか。昨今では日本はすっかり内向きになってだれもそんなことは気にしなくなった。まぁ、大人になったということ。老大国のフランス人やイギリス人はそんなこと気にしないだろう。韓国はまだそんなことばかり気にしてる訳だから国家も国民も若い。

そんな韓国が言う20-50クラブという指標だからどうせ韓国人が創作したものだろうと思って気にもかけなかったのであるが、Yahooトピックスでも見かけたので、おや? 私が知らないだけで世界的に知られている指標なのかな?と気になった。そこで調べてみると、Googleで検索したかぎりは最近の韓国系メディアの発した情報以外にほとんど見かけない、という結果。つまり韓国人以外は知らない、あるいは一般にはほとんど知られていない言葉だということ。

20-50(一人当たりGDP 20,000ドル、つまり20サウザンド、人口50,000,000人、つまり50ミリオンで20-50)というのがたまたまちょうど今年韓国が達成する数字なので、これを持ってきたようだ。別に、10-40、30-60、40-100とか何でも良さそうである。たとえば現在では韓国人が騒ぐ「20-50クラブ」には、アメリカ・日本・ドイツ・イギリス・フランス・イタリア・韓国が該当するが、これをより所得の高い30-50クラブとすると、韓国だけがはずれる。やはり韓国中心の恣意的な指標のようである。

しかし、朝鮮日報が言うように植民地レベルから出発して伝統的な世界の列強、米英仏独日に追いつこうかという「20-50」水準に到達した例は韓国以外になく、今後も当分現れそうにない、というのは確かであるから驚くべきことなのかもしれない。台湾の発展度合いは韓国レベルであるが、人口が現状の2000万から5000万になることは考えられない。次の20-50の可能性があるのはスペイン、ロシア、ブラジルか。スペインは20-50どころか30-50のレベルであるが、人口がまだ400万ほど足りない。とにかく人口5000万人という枷があると可能性のある国は限られるのでこんな奇妙な指標は広く使われることはないだろう。

下:単純に一人当たりGDPの多い順。

資料:社会実情データ図録より

面白いのでいろいろと試してみた。

世界の人口ランキングを見ると1000万以上の国が約80カ国ある。東京都よりは少ないが、神奈川県や大阪府よりは多いのでそこそこの国であるから20-10クラブのグラフにしてみた。一挙に少なくなる。シンガポールやブルネイ、ホンコン、カタールなどのアジアの都市国家がいなくなる。


人口を東京都+埼玉県クラスの2000万人にすると20-20クラブ。このほうが語呂がいい。日本の順番がどんどん上がる。


所得を最先進国レベルの4万ドルにすると 40-50クラブ。たった4カ国になった。日本てこんなに豊かだったの?? 多分に円高のおかげ。購買力平価を加味すると日本の順位はドーンと下がるのが実情。


今度は人口を1億以上に限る40-100クラブ。これを20-100にしても結果は同じである。こうやってみると日本は韓国に比べるととんでもない先進国であることがわかる。それにしては日本は韓国に比べ元気がないなぁ。人口が2倍半あるからGDPで逆転は考えられないが、一人当たりGDPではそのうち逆転する可能性は多分にありそうだ。


まぁ、多くの日本人にとっては20-50クラブなんて興味のない話ではある。しかし朝鮮日報を読んでちょっと驚いたのは、世界で初めてこの20-50ラインに到達した国はアメリカでもドイツでもなく、なーーんと日本なのである!! ちょうどバブルの頃の1987年であるが、当時はそんな話題は聞いたこともなかった。なにせ日本の人口は長年1億人台を保っているわけだからそんな奇妙な指標が問題になるわけはないのである。いずれにせよ、日本関連の否定的情報が大好きな韓国マスコミではあるが、20-50クラブという概念を持ち出せば、この輝かしい到達点に初めて到達した国があろうことか大嫌いな日本であったという、いささか不愉快な事実にも触れざるを得ないのであった。


話は変わって、韓国マスコミの直近の話題で聞き捨てならないのは「日本が核武装に向けて法律を整備した」という大ニュース。日本ではそんな重大ニュースは全く聞かないが、韓国マスコミでは既定の事実として普通に語られている。日本は韓国にとって仮想敵国であるから、国防上の重大事というわけである。これは6月20日に国会を通過し成立した「原子力規正委員会設置法案」に「原子力利用についてわが国の安全保障に資する」という文言があることを言っている。

下:朝鮮日報記事 (クリックで拡大で詳細、さらにクリック)


日本国内では現在消費税法案の行方で大騒ぎであり、朝日新聞を見ても核武装関連の記事は見当たらない。「赤旗」ではさすがに法案通過の前後にそれぞれ市田書記局長の談話を載せているが、消費税関連記事と比べると小さい扱いだ。この法案は「原発の半永久的稼動に道を開くものである」、という重大問題があるという点を重視しており、「安全保障に資する」という点については触れてはいるが付けたし的。「核武装化」を懸念する共産党の本気度はほとんどない、と考えていいだろう。だいたい安保条約に縛られている限りアメリカがそれを許す訳がないじゃないか。

韓国で最大手の新聞である朝鮮日報でも、日本関連のニュースではこの手の曲解は珍しくない。またこの記事にも見られるようにセンセーショナルな見出しに釣られて読むと本文は単なる憶測というパターンも多い。東京からの距離で言うと韓国も九州も似たようなものであるのにナゼに韓国では日本に関するいい加減な情報がまことしやかに語られるのか不思議である。台湾や中国ではもっとヒドイかもしれないが。いわゆるクォリティペーパーという類がない国々ではある。

また韓国マスコミは日本関連のニュースソースとして安直にネットから持ってくる悪癖がある。ネット上にはリア充ではないウサバラシを韓国・中国罵倒に情熱を傾けて解消するヒマ人がウジャウジャいるが、彼らのたわごとを日本の有力なオピニオンとして紹介することがある。すると「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」的に反日感情がさらに醸成されるというわけだ。ひるがえって日本では、少なくとも大手マスコミのNHKや朝日新聞が韓国について悪意や敵意を秘めたトンチンカンな記事を垂れ流しているとは思えない。まぁ、記者達のジャーナリストとしての質的な基準が彼我では違うのかもしれない。

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日食ナシ

  • 2012/05/21(月) 10:28:46

朝起きると分厚い雲なので日食はあきらめてまた寝た。
近隣でも草川小学校では朝早く登校し学校で日食観察を予定していた。門川中学校のあるクラスでは担任が個人で大枚3万円をはたいてクラス全員分の日食メガネを買ったクラスもあるというから、本当に残念。こればかりはネットで画像や動画を見てもちっとも面白くない。

下:ムダになった198円のメガネと透過光の影を見るために作った穴あき紙。


3年前の7月には部分日食があった。そのときには晴天ではなかったが、雲の合間にチラチラと日食を見ることができた。あの時には今回のようには「目を傷めるから日食メガネを使用するように」、というくどいほどの警告はテレビでもなかったような気がする。当時の写真を引っ張り出してみると私はカラーフィルムのネガで観察している。もしかするとあの時目を傷めたんだろうか??

下:2009年の写真。雲越しだと肉眼でも大丈夫


下:デジカメのレンズの前にカラーネガフィルムを置いて撮影。


下:フライパン返しの影を撮ってみると


下:穴の形が日食の太陽と同じ形になる。


金環食の時にはどんな形の影ができるのか楽しみにしていたんだが・・・・  

ココには早くも素晴らしい画像がたくさん出ている。

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メジロ飼育禁止

  • 2011/12/09(金) 12:36:52

先日の朝日新聞に大量にメジロを捕獲して販売したペットショップが摘発されたニュースがあった。
メジロは一家で一羽のみ飼育できるとか。しかし2012年度をもって全面的に捕獲も飼育も禁止になるという。誰とは言わないが門川でもメジロ籠を大量に保有している人は何人もいる。先日、火野正平のNHK「心旅」を見ていたら火野が訪問した熊本のあるお宅の庭先にメジロ籠をいくつも持っているところが映っていた。アレッ、NHK、やばいよ!と思ったものである。



我々が子供の頃はメジロの捕獲は大人のみならず子供の遊びであった。我が家の庭でもトリモチをトベラやマサキなど実のなる木にしかけると簡単に獲れた。オトリのメジロを籠にいれて木にぶら下げておくとたくさん寄ってきた。泣き声が美しい。地味な色が多い野鳥の中でもメジロは緑色で美しい。ペットになるわけだ。しかし、最近は昔のように群れ遊んでいる様子を見なくなった。今頃になって捕獲禁止にしたのが遅すぎたのではないか。カモやキジがいまだに狩猟対象になっているのもおかしな話だ。鳥を鉄砲で撃ち落すのはそりゃあ面白いに決まっているが、あえて鳥肉を食う必要もない時代にはすでに時代錯誤の娯楽である。トキやコウノトリやアホウドリのように絶滅寸前になってやっと気付くのか。

去年、北浦の林道を走っていたら、各所にメジロワナがしかけてあり、そばにオトリ籠があった。監視員が見回っていて、警告文書を貼り付けて回っていた。なまぬるいんじゃないの?と思った。オトリは全部没収するか放鳥すべきである。



下:クリック拡大で警告文が読める。上の写真では所有者名と思しきも写っている。


とにかく、あと数ヶ月でメジロの保有は禁止される。飼っている皆さん、メジロ趣味はキッパリとあきらめ、全部放鳥して下さいね。ニワトリでも飼いましょう。鳴き声もいい。

下:誰のお宅とは言わないが某所の庭先にメジロ籠がいくつも。室内からはたくさんのメジロのさえずりが聞こえていた。
小野
小野 posted by (C)オトジマ

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グーグルアース上の領土争奪戦

  • 2011/06/17(金) 00:52:10

前回エントリで今ホットに領土争奪戦が行われている南沙諸島(スプラトリー諸島)をグーグルアースで調べたついでに日本近辺も調べてみた。
尖閣諸島は前回で調査済み。どうやらネット上では中国人愛国者たちが尖閣上陸を果たしている。

さて偏狭な愛国心では中国に引けをとらない韓国人たちはどうしているのか?
日本と韓国が係争中の日本海の孤島、竹島(韓国名、独島、トクト)を見てみよう。

下:竹島という表記はどこにも見られない。グーグルはこの島を係争中の島として、日韓いずれの表記も採用せず、青い字でLiancourt Rocks(リアンクール礁 )という英語名を付けている。実はリアンクールとは昔ここを見つけたフランス捕鯨船リアンクール号に由来するからフランス語である。

韓国人愛国者の書き込みで充満している。日本のネット右翼たちはやられっぱなしでいいのかな? ネット上には口汚く韓国をののしることにだけ生きがいを感じるヒマな輩がひしめいているのに面白い現象である。

下:ちなみに北方領土には日本人による書き込みはまったく見られない。日本の右翼が遠慮しているのか、ロシアが怖いのか、グーグルが規制しているのか知らないが。


下:日本人国粋主義者に比べると韓国人愛国者は遠慮というものを知らない。
竹島はまだしも、日本人にとっては議論の余地もないはずの対馬にもしっかりと韓国領土と書きこんでいる。

対馬は元来韓国領土である、というのは韓国では広く信じられている論であり、常識といってもよい。つまり現状は日本による不法占領なのである。彼らの主張の根拠はウィキペディアに詳しいのでそちらを見て欲しい。

では、世界最強の愛国者同士の韓国と中国がぶつかるとどうなるのか?東シナ海にごく小さな岩礁である蘇岩礁(中国名、韓国名では離於島)がある。

蘇岩礁は海面下というから領土にもならないような暗礁であるが、韓国はここに大規模で恒久的な海洋調査基地を設けている。当然中国はこころよく思うはずがない。ここはオレの大陸棚の上にあると主張している。実際は韓国からの方が中国からより近いので韓国人たちは韓国領であると主張している。しかしこれは暗礁であるから領土たりえない。
韓国はなかなか果敢である。中国相手に一歩も引かず遠慮しない。中国に遠慮して尖閣に一歩も上陸しない日本政府とは大違いである。


ここの書き込みは韓国が圧倒しているようだ。実際に竹島と同様に韓国が実効支配している。彼らは何もない海のうえにもどんどん書き込みをしている。

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南沙諸島

  • 2011/06/16(木) 01:44:36

今月になってベトナムと中国が南沙諸島をめぐって対立している。
いや、対立は以前からあったが中国が思い切った攻勢に出た、というべきか。
中国がふたこと目には「覇権主義反対、帝国主義反対」といっていた昔がなつかしい。ただ中国は自分の覇権主義には昔から寛容であるが。

下:南沙諸島は中国からはるかに遠い。


南沙諸島(今後スプラトリー諸島と記す)とかそのそばにあるパラワン島とかは日本人にはあまり縁がない。最近でこそテレビ番組の秘境物でパラワン島が紹介されたりすることもあるが、地図オタクの私だって意識になかったような地名である。

15年くらい前に大西英司の「アジア覇権戦争」というシュミレーション小説を読んだ。普段は絶対読まないたぐいの本であるが何かの拍子に読んでしまった。この小説の舞台がパラワン島とスプラトリー諸島なのである。それ以来この地域が頭にしっかりインプットされた。

しかし、なぜ中国が本土からはるかに遠いスプラトリー諸島の占有権を主張するのか、については考えたこともなかった。どうせ強欲な中国が相手がフィリピンやベトナムといった弱小国だから、言った者勝ちでハッタリをかませ、相手がビビったスキに占有を既成事実化していくハラだろう、位に思っていた。中国が尖閣でも持ち出すような大陸棚論ではフィリピンに理があり、中国の大陸棚からは隔絶している。

いずれが勝つにせよ日本人には関係ないが、判官びいきでベトナム・フィリピンを高みの見物で応援しようか、とくらいに思っていた。

ところがである。最近、スプラトリー諸島はなんと日本領土であったことを知って大変驚いた。日本にはあの遠い南の島の騒ぎは無縁ではなかったのである。
すなわち、戦前の1938年にあの諸島を日本は自国領に組み込み、リン鉱石採掘なども行い実効支配していたのである。第二次大戦以前であるから戦争中のドサクサまぎれではない。えらく離れているが台湾の高雄市に所属していた。硫黄島が東京都所属というよりも遠く離れている。

敗戦で日本は台湾を手放したわけだから台湾所属のスプラトリー諸島は法的には台湾領ということになる。当然台湾は領有権を主張する。台湾を自国領とする中国も領有権を主張する。そこに何の不思議もない。中国の主張は荒唐無稽どころかちゃんとスジが通っているのである。なんなら日本はこの係争に証人として出廷して中国有利の歴史的証拠をいくらでも提出できるかもしれない。ウーン、奇妙な事態だ。

ただし、中国はこの問題では論争の余地なく中国領であるのは自明のことだ、としている。あえていえば歴史的には中国人が始めて発見しその後もたびたび訪れている、としている。まぁ、それを言い出したらキリがない。アメリカは最初に発見し居住したアメリカ先住民のものだし、オーストラリアはアボリジニのものだ。中国がこの島々を実効支配していれば、昔フランスや日本に占有されることもなかったはずだ。日本領からの継承を訴えたほうがよほど理にかなうはずだが、沽券にかかわるのでそれは言いたくないらしい。
※中国の主張はココに詳しいので参照して下さい。

下:グーグルアースではスプラトリー諸島の島々は書き込みの陣取り合戦状態。中国とベトナムの文字が多いが、英語表記みたいに見えるのはフィリピンかマレーシア側か。


ベトナムが実効支配するには中国と本気で一戦交える覚悟が必要だが、彼らは過去に1979年の中越戦争で中国と互角以上に戦った経験がある。ポルポト政権を支援する中国は傲慢にもベトナムを懲罰する、として大軍を投じ戦争をしかけたものの逆に戦争慣れしたはるかに小さな軍のベトナムに大苦戦した。
日本にも暴支膺懲(ぼうしようちょう)と叫んでいた傲慢な時代があったから人のことは言えないが。

陸の戦いではベトナムに分があっても海の戦いとなると中国に分がありそうだ。西沙諸島は1974年、ベトナム戦争末期のドサクサに中国が強引に南ベトナムから奪い取ったという過去もある。

下:グーグルアースの尖閣諸島。しっかり中国人が書き込んでいる。グーグルは追い出すがちゃんと利用はする。ここにもスプラトリー諸島のような中国の実力行使が十分にありうる。


これは2011年6月のポストであるが、その後予想通り、2012年から中国による尖閣諸島に対する実力行使が始まった。

コチラに関連記事。戦前の南沙諸島での日本企業の活動について記した。

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博多阪急

  • 2011/05/29(日) 02:14:54

田舎に暮らしていると百貨店に全く縁がない。そもそも県内に百貨店と呼ぶに足りる店があるんだろうか。山形屋とボンベルタ橘に20年くらい前に行ったことがあるがなにかウラ寂れた印象しか感じなかった。最近行ってないのでもしかすると華やかな店に変わっているのかもしれないが、まぁ、そんな訳ないか。若い人であふれるイオンモールの祝祭的空間に対抗するのは大変だ。

実は大都市の大百貨店に行っても田舎の貧乏なオジサンには退屈なところなのである。昔の百貨店はまさに百貨がそろっていて、老若男女の欲しい物がなんでも揃っていたのであるが昨今ではほとんどブランド店の集合ビルと化しているので何も買うものがないのである。自由業のビンボーオジサンはスーツもネクタイも靴も装飾品も何もいらない。ユニクロのTシャツやフリースを買えばうっかりすると10年も着たきりスズメである。世間の流行にも全く縁がない。

下:高島屋日本橋店

学生時代に東京の日本橋にある会社でアルバイトをしていた。小さな会社で昼には100円くらいずつ出し合って会社の小さな台所でおかずを作っていた。周囲はオフィスビルばかりで店というものが全くない。唯一あったのが高島屋日本橋店である。あの皇室御用達の高級老舗である。私は会社の一番下っ端だから毎日昼には高島屋地下食品売り場に買出しに行った。大根一本、モヤシ一袋買っても例のバラの模様の包装紙に厳重に包装してくれるのに恐縮したものだ。当時は物価の感覚があまりなかったから知らなかったがきっと毎日高い買い物をしていたに違いない。私が最も百貨店を愛用したのはその時期だけ。ただし、一階以上の階には全く用事も興味もなかった。

下:梅田阪急百貨店コンコース

兄が関西の阪急沿線にいるので学生時代よく梅田に行った。大昔からのマルーン色を頑固に墨守する阪急電車、頭端式ホームが九番線まである大規模な阪急梅田駅や、阪急百貨店に通じるコンコースなど阪急の醸すレトロで上品な雰囲気が大好きだった。現在阪急ビルは建替え中であるが、あのレトロ感のままで復活して欲しいものだ。というわけで買い物はしないが昔から阪急ファンである。

下:博多阪急

今年、大学を卒業する娘の就職先が博多駅ビルに新規出店した博多阪急内になる、というのでまだ卒業式前の三月に見に行った。
九州新幹線の開通は大震災の大騒ぎでひっそりとしたものになってしまったが、新駅ビルは見物客で大賑わいだった。博多阪急の発表では今月25日には予定より2ヶ月早く入店者数が1000万人を突破し、年間目標2000万人もラクに達成できそうだとか。まことに結構なことである。

下:ファサードのデザインがいかにも阪急風で梅田を思い出す。


店内はやはりオジサンには全く無縁の社会であった。というか田舎に暮らす低所得層には女性にだってあまり縁がなさそうな。田舎者にはシマムラかカヤシマか西松屋で十分に贅沢である。
下:阪急店内。ファッション関係しかない。人出もさしたることはない。

下:地階食品売り場は大混雑。食い物なら老若男女の関心を引く。隣の東急ハンズは上から下まで超混雑であった。ハンズの方が絶対楽しいに決まっている。


4月になって娘が会社に入ったら、配属先は予定の博多阪急でななく急遽別の百貨店になった。だからこの時の下見はあまり関係なかったことになったが、こんな機会でもないと百貨店に行くこともないのでいい機会だった。田舎に暮らしているとあんなに大勢の人間をいっぺんに見るという機会もめったにない。

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干天の慈雨いまだ

  • 2011/04/18(月) 00:19:43

宮崎県で春先ではあまり例のない少雨が続いているという。
ダムの水の枯渇や、農業用水の不足から田植えの遅れ、露地物の生育不良など影響が出始めている。

山の斜面のカシなどの照葉樹が茶色に変色しているのはなぜかな、と思っていたらやはり渇水のせいらしい。カシが身を守るために葉を落とすという。
山の緑がいっせいに芽吹くときだから樹木はもっとも水を必要としているはずだが、まとまった雨がなかなか降らない。

今が旬のタケノコも食卓に登らない。店で皮付きタケノコの値段を見たら目を疑うほど高かった。皮を剥いたらどんだけ小さくなるんだ、という20cmくらいの小さなものが500円ほどする。

東北では今年の稲作はあまりあてにできないのだから、こちらではそろそろまとまった雨が降ってくれなくては困る状況になってきた。

下:門川町内で。斜面の土壌の被覆が薄いところほど変色している。なんだか秋冬の山を見るようだ。雨が降ったら生き返るんだろうね。心配だ。


下:北川の干上がった河床と山の斜面の茶色く変色した常緑樹。川原の新緑がキレイなのは伏流水があるからか。 (4月17日)


下:杉の木も変色しはじめた。くじゅう花公園では土は砂漠のようにパサパサに乾燥し草花の生育はさっぱり。シバサクラもこの元気なさ。

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津波の写真

  • 2011/04/10(日) 00:49:17

大津波から早くも一ヶ月がたった。
いまだに当ブログでニューヨークタイムズから転載した写真へのアクセスが多い。国内にない写真があるからだろう。
アメリカのAOLで画像検索してみると多くの津波関連写真があるが、重複がとても多い。インパクトのある写真は瞬く間に転載されていくからだろう。

以下のような写真がそれらの有名画像にあたる。

下:右端に仙台空港が見える。貞山運河を津波が乗り越える。

下:大洗港。引き波が巨大な渦を作る(クリック拡大で見るとすごい)

下:同じ場所で取られた3枚で波の高さがわかる。南相馬あたりか。


下:川を遡る津波

下:沖合いから次々と津波が


下:朝鮮日報は津波によるガレキの山が島となって太平洋を東に向かって漂う写真を載せている。来年あたりにはアメリカ西海岸にたどり着くとか。このガレキの中には家や車だけでなく無数の死体も含まれる、とある。(クリック拡大)


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ケツ拭きパニック

  • 2011/03/18(金) 00:18:11

今日ミスターマックス日向店に行って見た。トイレットペーパーと5個組みティッシュは一人2個まで、カップ麺は一人5個まで、という張り紙がある。在庫は十分あるようだ。しかし、なまじこのような制限をするとそんな気のなかった人まで制限個数まで買うようになる。

下:今のところ商品は山積み状態である。




下:制限個数いっぱい買って車に積み込む人。


日向市内のジャスコやマルイチではそのような張り紙は見かけなかった。店頭在庫も十分にあった。あんな張り紙は功罪半ばするがないほうが人を不安にさせない。

下:オートバックスではこんな張り紙。物流に混乱が生じて九州にまで影響が及んでいるようだ。ちなみに今日給油したガソリンは147円だった。これは先週と同じ。


1973年の石油危機を経験した世代は、あんなバカな買いだめはもうしないのかと思っていたら、意外と高齢者も加わっている。こりないもんだ。

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