ゼロの頂点 SL

  • 2012/02/29(水) 22:30:17

昨夏、サントリーボス「ゼロの頂点」のオマケのスターアライアンス旅客機シリーズについて書いた。最近それ関連のアクセスが多いな、と思っていたら現在「SLシリーズ」が出ているそうだ。

下:昨年のスターアライアンスシリーズ


下:というところで、近所のセブンに行ってみたら120円一個缶のシリーズだけ店頭にあったので買ってきた。
今年のSLシリーズ。このラインナップは9種類ある。




タンク部分にコーヒー缶を乗せられるようなデザインにしてあるために寸詰まりの妙なデフォルメであまりかわいくない。おまけに機関車はどれも真っ黒で先頭部分のデザインは似たようなものだから並べてみてもあまり面白くはない。

缶2個分で一つのオマケのシリーズは割りとリアルなんだが、近所のセブンには全然なかったので明日は他の店で当たってみよう。

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シカわな

  • 2012/02/28(火) 01:40:32

宮野浦八十八箇所のある北浦はとにかく農産物の獣害がひどいところのようである。イノシシよりもシカやサルの被害が大きい。どこもかしこも畑はネットで囲われている。



下:ネコの額のように小さな畑も厳重にアミで封鎖されている。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

シカ用と思われるワナを見つけた。


下:エサとして葉のついた小枝が挿してある。そこらじゅう林だらけなのにシカはあえてこんな小枝につられて入ってくるのだろうか?


下:ピンボケで読みづらいが、シカ・サルに対する捕獲許可を県知事が与えたワナのようだ。まさかこれにサルが入るとは思えないが。サルの捕獲は大変困難らしい。1匹3万円の報酬が出るという話である。シカは日向市で尻尾ひとつに8000円の報酬を出したらあっという間に予算を消化するほど集まったとか。ただしそのシカが日向市内で捕獲された保証はないらしいが。サルのほうがよほど商売になりそうだが、それだけ困難なのだろう。むやみに鉄砲を撃つのも危険だし。

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宮野浦八十八箇所 余談

  • 2012/02/25(土) 00:05:48

国土地理院の地図では宮野浦分校から56番方面に行く短絡路が見える。後日のためにちょっとだけ探索してみた。

下:分校の裏で。88番に行く裏道でもある。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:道でもあるが、大雨の時には川にもなるようだ。確かに道はあるようだ。どこまで続いているのかわからないが。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

※後日、この道を登ってみた。やはり山の上で遍路道につながっていた。山の上には愛宕神社という小さな祠があり、その先で66番札所近辺に合流する。分校から66番までやく20分で行ける。詳しくはコチラで。

帰り道、北浦の阿蘇海岸にある道の駅にトイレ休憩で寄った。
最近、ここにある製塩施設が火事になったニュースがあった。
たしかに取り壊し中であった。塩は作れなくなったはずなのに土産物売り場では塩関連の土産物がたくさん。塩大福と塩羊羹を買って帰った。塩ヨーカンはおいしかったですよ。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:面白いのはこの観光バス。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ
九重夢大吊橋直売所ご一行様である。道の駅で大勢の中高年のおばぢゃんたちが買い物をしていた。自分達も一年中土産物を売っているのに、よそに出かけてお土産を買うんだなぁ、と驚いた。おまけに観光地としてはあちらのほうが数段格上で入り込み客数はケタ違いである。

下:七ツ島展望所に寄ったがあいにくの曇天で海の色が悪い。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:本来ならこんな色。これは昨年春撮影。


下:牧水歌碑。「山ねむる山のふもとに海ねむるかなしき春の国を旅ゆく」  ムムー。「幾山川越え去りゆかば」のセルフカバーみたいな。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

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宮野浦八十八箇所 再訪-3

  • 2012/02/24(金) 01:09:05

来た道を宮野浦漁港の駐車場まで戻り、最後の札所を見ておく。街中の小路を案内板に従って進むと遍路道の終点88番はその奥の高台にある。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:急傾斜地の対策で完全補強された台の上が88番である。周囲の景観には全く風情はない。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:ここには87番もある。コレには年銘がある。文久九年とあるから1826年。この八十八箇所が設置された年である、あたりまえだが。
宮野浦八十八箇所-2
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下:宮野浦の町を見下ろす。津波が来たら避難高台になるだろう。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所-2
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下:この堂が88番のようである。側面が新建材で正面と屋根は古い。中を覗くと暗くて本尊は見えなかった。
宮野浦八十八箇所-2
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下:奥に小さな新しい堂がある。
宮野浦八十八箇所-2
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下:堂内には石仏が4つ。線香のケムリが充満していたから誰かが参ったあとのようだ。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:こんな写真が飾ってある。


下:昭和九年に起こった奇跡について記してある。この説明の中にある「リン」が何のことやらわからないので今ひとつ要領を得ない。記念に部落民総出で記念写真を撮るくらいだからよっぽどのことだったのだろう。クリック拡大で読んでいただきたい。


ちなみに上の説明の中にある46番は順路の中ほどにあり、山道から海岸に降りたところにある。集落から遠く離れた僻地である。ここもかつては田や家があったのかもしれない。



ここの八十八箇所はまだ回っていないところが30ほど残っているが、それは後日の楽しみに取っておこう。

日豊海岸国定公園とはいうが、地元の市民を含めあまり観光に来るところではない。魚釣りか海水浴くらいか。須美江の遊具公園や水族館などパッとしない施設はあるが、観光の目玉には程遠い。バブルの頃にできた阿蘇海岸のウォータースライダープールや鏡山の遊具施設は廃墟になっている。そこいくと宮之浦八十八箇所はすでに200年の歴史に耐えた立派な観光ポイントである。
イギリスの観光のジャンルにフットパスというウォーキングコースがある。札所めぐりはまさに日本のフットパスというべきもの。私はこれこそが今からの日本の観光の目玉になるべきものだと確信している。元来は宗教的なものだろうがピクニックがてらに回ってもご利益がありこそすれ、決してバチが当たるものではない。ただし、自然にやさしくお願いしたい。私も今度行く時にはゴミ袋を持参してゴミを拾おうと思っている。

※遍路道の短絡路についてはコチラを参照

※対岸の島、島野浦三十三箇所関連レポートはコチラ

※高千穂の浅ヶ部八十八箇所のレポートはコチラ

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宮野浦八十八箇所 再訪-2

  • 2012/02/23(木) 00:03:51

真っ赤な神社、79番の大間明神を降りると、麓の遍路道は小さな平地を通る。かつては集落があったようだ。浜が近くだから漁民だったのか。昔の漁村には岩壁などなかった。しかし道路が通じてないので車が使えず現代生活には適合しなかったのだろう。道路が通じる前に遺棄されたと見える。

宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:廃屋の跡もある。セメント瓦なので大昔のものではない。戦後の家だろう。
宮野浦八十八箇所-2
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下:ここは動物の集会所か、ヌタ場か。足跡がいっぱい。
宮野浦八十八箇所-2
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下:樹木にカズラが巻きつき、赤い実がなっている。これは胡椒の実じゃないの? 家に帰ってネットで調べたらコショウ科ではあるがフウトウカズラという植物らしい。ともかくコショウそっくりである。
宮野浦八十八箇所-2
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下:スギの木にも這い上がる。
宮野浦八十八箇所-2
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集落跡から山に登るとすぐ74,75,76番がある。
76番は海に面している。
宮野浦八十八箇所-2
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宮野浦八十八箇所-2
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下:76番越しに高島を見る。高島には77番がある。
宮野浦八十八箇所-2
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下:77番はここから拝め、という指示がある。
宮野浦八十八箇所-2
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今日はここまでで、あとは引き返すことにする。

普通の順路であれば長い山道を歩いた後でこの海にひょっこり出ることになるはずだ。さっき通った大間明神の下。
宮野浦八十八箇所-2
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下:例によって漂着ゴミをかき分けて浜に出る。
宮野浦八十八箇所-2
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宮野浦八十八箇所-2
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下:浜辺に石垣の跡があり、集落があったことをうかがわせる。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

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宮野浦八十八箇所 再訪-1

  • 2012/02/22(水) 00:27:53


先週の日曜に宮野浦八十八箇所に出かけて、次回は春になってかな、と考えていたのだが、意外と早く再訪することになった。
久しぶりに帰省した娘とピクニックがてらに歩いてみることにした。残念ながら曇天なので海の青さは期待できないが。

今回は後ろの番号から回る。いわゆる逆打ちである。
車を漁港東端の駐車場に置く。長大な遍路道が一周して山道から集落に戻ってくるところにある86番は駐車場からすぐである。上がり口に特に大きな看板もないのでややわかりづらいが、すぐに見当がつく所に登り口。とにかくそこらじゅうにゴミが散乱していてあまり気持ちよくはない。巡礼者だけでな釣り客なども通るからだろうか。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ
標識や看板類は順路どおり歩く人の目の動線で配置されている。

登りはじめるとすぐに86番、85番、84番が現れる。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:84番
宮野浦八十八箇所-2
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例によって量産品のそっけない御影石の大師。
宮野浦八十八箇所-2
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小さな丘を越えると浜辺に出る。廃屋が一軒。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

周囲は荒れ放題の畑。サルとの戦いは人間が破れ、撤退したようだ。ワナも効果なし。
宮野浦八十八箇所-2
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下:81番
宮野浦八十八箇所-2
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下:札所周辺の樹木を伐採してあるので見晴らしが良い。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:80番
宮野浦八十八箇所-2
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下:80番には珍しく年銘の入った石仏がある。顔はほとんど風化。嘉永七寅、とある。1854年。ペリー来航の翌年、日米和親条約の年である。160年前。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:80番から山を降り再び浜に出る。大間海岸である。美しい浜であるが、漂着ゴミがいっぱい。漁業ゴミである。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:この浜に大間明神がある。鬱蒼たる森の中。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:船の塗料か。真っ赤な社。灯篭まで赤い。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

下:神社が79番の札所ともなっている。
宮野浦八十八箇所-2
宮野浦八十八箇所-2 posted by (C)オトジマ

※次回に続く

※コース中盤の15番〜60番の報告はコチラ

※宮野浦分校裏山の短絡路の報告はコチラ

今回回ったところ。86番は実際には84番あたりの山の緑の中にあって、3箇所密集している。
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絶景 宮野浦八十八箇所-4

  • 2012/02/16(木) 00:46:52

--前回エントリの続き--

遍路道は40番を過ぎると標高が下がり始め、浜辺の波音が聞こえるようになる。下は四十二番、仏木寺。どういうわけか大師堂の屋根が新しい御影石。ゆうに100kgくらいはありそうだ。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ
下:46番
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

そして海岸近くの谷底に降り、47番で海岸に至る。ヤブと漂着ゴミをかき分けて浜辺に下りてみた。

下:奥のヤブの中に遍路道がある。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:ここらの岩は地層がすごい。堆積岩だから砂岩とか泥岩なのだろうか。平たくはがれる性質がある。海岸は平たい丸石がいっぱい。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ
下:きれいだ。白い筋は石英の貫入なのだろうか。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:薄くはがれる性質を利用して石垣を作っている。この石を使うとイギリスの田園の石垣みたいなものが作れそうだ。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:それつにけても美しい海岸が漂着ゴミだらけなのが残念。漁業関係の廃棄物が多い。漁民の皆さん、なんとかしてよ。日豊海岸国定公園という名が泣く。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:各札所にもゴミが。巡礼者が供えて行った一升瓶がいたるところゴロゴロと転がっている。後のことも考えずにお供えするのもいかがなものだろうか。車道からはるかに遠いので片付けるのも容易ではない。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

というところで51番まで詣でて、最初に書いたように遍路道を離れ、ヤブ漕ぎしてすぐ上の車を置いた車道に戻ったのである。車道に戻ってポケットの携帯電話がないことに気付く。ヤヤッ、どこで落としたか? もう一回2時間かけて来た道を回って探すのはいくらなんでも体力やヒザがもたないから、あきらめて契約を解除しよう、とおもいつつ念のためと思い、妻のケータイで呼び出しながら、しばしの間、今かき分けたヤブの中を歩き回っているとかすかにどこかで呼び出し音が! なんと薮の中の木の枝に引っかかっていた。果たして仏恩か仏罰か?

下:帰り道に通った宮野浦の街並。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ


いずれ遍路道の後半をたどる日を楽しみにしてこの日を終えた。

※後ろの札所からの逆打ちの報告はコチラ

※遍路道の他の短絡路についてはコチラを参照


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絶景 宮野浦八十八箇所-3

  • 2012/02/15(水) 13:13:28

前回エントリからの続き

21番からは尾根筋の林間の道。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:24番
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:27番でまた海が見える。南に開けているので島浦が見える。手前の小島は高島。高島には77番がある。77番は76番の海岸から拝むことになっているようだ。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ
下:27番
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

27番から先は海を見つつ先に進む。32,33,34番はどういうわけか同じところにある。

これは36番。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

青く澄んだ海を見下ろすたびにため息がでる。暖かくなったらまた来て潜ってみたい。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

そこらじゅうにツバキが自生している。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

ツバキの花盛り
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

次回エントリに続く

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絶景 宮野浦八十八箇所-2

  • 2012/02/14(火) 01:32:30

---前回からの続き---

宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

海が見おろせる峠で車道と遍路道が交わる。ここから遍路道に入る。入り口はわかりやすい。遍路道も各所に下の写真のような標識が立っていて道もしっかりしているので迷うことはない。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

すぐに15番が現れる。大師は前回の縁起に記したように、御影石。風化のせいか元々そうなのかおおまかな彫りである。九州では通常安山岩や凝灰岩の大師・地蔵が普通なのでやや違う。なるほど小豆島産だったか。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

このあと次々と現れる大師が皆同じなのでいささか退屈になる。大師だから皆同じなのはやむをえないか。新富の観音山公園の八十八箇所、門川八十八箇所などでは四国の本家の寺の本尊が彫ってあるので、千手観音、大日如来、不動などと変化に富んでるのとは大違い。さらには土台に番号、寺名もないのでためつすがめつ鑑賞する楽しみもない。江戸時代の量産品である。そばに下の写真のような札が下がっている。



下:また必ず模造石のベンチがかたわらに設置してあり大きく番号が記してある。地蔵堂と地蔵は江戸時代の仕事だろうし、ベンチは最近の仕事だろうがいずれにせよ機械力が使えない山道を担ぎ上げるのはたいへんだったろう。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:19番はどういうわけか立派な新しい大師堂が立っていて、中にはお供えやら線香やらきちんと置いてある。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ
下:19番の大師堂内部。黒糖飴が幾袋も上げられていた。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ
下:19番のそばにはシロアリに食われた古い大師堂の残骸が放置されていた。だから新築されたのだろう。新しい大師堂の周りは古い瓦で土留めされていた。古い瓦や廃材を持ち帰る労力はなかったのだろう。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:山中の遍路道。歩きやすい。杉林は少ないので明るくて快適だ。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:18番
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:こんな手すりつきのところもあった。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:入り口の15番から10分も歩き、坂道を登りきるといきなり海が見える。21番である。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:21番
宮野浦八十八箇所
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下:21番は140mほどの断崖の上にあり、一望に日向灘を見下ろせる息を呑む絶景である。正面は深島。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:蒲江方面を望む。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:おだやかな海には漁船が浮かび、瀬渡しの船が行きかう。釣り日和である。
宮野浦八十八箇所
宮野浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

21番は車道から往復30分くらいなので忙しい人はココだけでも来る価値はある絶景だと思う。海と空の青い日に。
詳しい地図は前回エントリを参照のこと。

次回に続く

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絶景 宮之浦八十八箇所-1

  • 2012/02/13(月) 00:20:02

昨年4月の「Wing」(延岡のケーブルテレビワイワイ広報誌)に宮之浦八十八箇所が紹介されていた。宮野浦は旧北浦町の古江のそばの漁港である。延岡市、つまり宮崎県の海岸沿いの北端にある。現在は道路改良がすすみ、延岡市街から30分で行くことができる。



「Wing」によれば、起源は江戸時代に遡るらしい。北浦町史からの孫引きとなるが、引用する。
----江戸後期、宮野浦では疫病、火災などが煩雑に起こっていた。当時、京阪地方との交易で莫大な富を得た宮之浦の住人、中野忠五郎が文政9年(1826)、四国八十八箇所を模し、小豆島で御影石に刻んだ88体の大師像を千石船で搬入、地区民あげて安置した。その際、それぞれの札所から砂を運び、四国と同じ順番になるように配置を決め、砂を撒き、寺の名前を付けた-------とある。

一時廃れかけていたところ、近年地元有志たちが遍路道を整備し再興を図っている。地元の漁師、中井一真さんはガンを患った折、すがる思いで八十八箇所を毎日回り、幸い回復したという。その後、遍路道の整備や一番札所の大師像建立に関係し、地元の宝であるこの文化遺産を守っている、という話も「Wing」に紹介されていて興味深かった。これは是非行って見なくては、と思ったのは昨年春のこと。

機会を見て行って見ようと思っていたところ、2月12日、寒気がゆるんだ快晴の日曜に出かけてみた。

下:古江から宮野浦方面を見る。あの山の中に順路がある。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:一番、霊山寺は宮野浦の街中にある。漁港脇なので車を置く場所には困らない。まずはここに御参りしてお賽銭をあげる。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:1995年に建立なのでまだ新しい大師像。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:右の土手に2番、極楽寺。ここまでは町中。この先は細い山道で車では行けなくなる。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

「Wing」では八十八箇所を通しで歩くと約6km、健脚の人で4時間、とあるが、他で調べると10km-6時間という紹介もある。先ほどの中井さんは毎日8時間かけて歩いた、という記述もあるのでうかつに全コースに挑むと運動不足の私は途中でバテる可能性がある。そこで事前にコースを検討してみた。車の行けそうな山の上まで車で行って、15番から遍路道に入り、途中50番で車のあるところに戻る案を立てた。コレならうまくいけば1,2時間で済むかもしれない。

実はこれは正解であった。私の古傷持ちもヒザでは全コース踏破はちょっときつかったかも。下のマップでもわかるように1番から5番まではかなり間が長くてしかもキツイ難路だそうだ。私の場合、途中で弁当を食べた時間を含め、88番中の37箇所だけで2時間20分ほどかかったから、絶対に4時間ではキビシイはずだ。午後から始めて全部回るとしたら暗くなる可能性もある。

もし行って見ようと思われる方にもこの方法をお薦めするので下にマップを付す。後日確認した宮之浦分校裏から66番に至る短絡路も記入した。コピーして印刷して持っていくといいだろう。クリック拡大(Wingより転載したものに加筆)



もし私がとったショートカットコースに車で行かれる方に最初に注意しておく。宮野浦分校から先、15番に向かう道はかなり細い。左の道を登っていく。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:分校から100mくらいの墓のある分岐では道なりではなく必ず右へいくこと。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:山道の車道は細いが山に登りきると路肩や道路わきなどに車を置く場所には困らない。上のマップ参照。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

※ココが重要。国土地理院の5万分の1地図では50番から車道に戻る山道の記載があるのだがわかりにくい。車道はともかく、山道はアテにならないと思ってよさそうだ。私はやむを得ず5分ほどヤブ漕ぎをして戻ったが冬場なのでラクであった。見通しのきかない夏場は責任を持てない。車道側から見ると道らしきものはある。是非このショートカットコースは整備して欲しいところである。道案内の赤テープだけでもいい。

下:軽トラは宮野浦方面に向かっている。分校からの坂道を登りきったこのカーブから左のヤブに入っていく道が見える。コレを進めば50番近辺の遍路道に行き当たるはずである。実際にはこの道ではなくヤブを漕いで戻ってきたのだが。したがって今日の私にはここがゴールであった。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

というところで、マップの駐車場所に車を留め、歩き出した。青空、鳥の声、暖かな日差しと快適であった。

下:ここらからスタートしたので、この写真は上のカーブの写真の2時間前であり、ほぼ同じ場所である。ツワの群落がすごい。春になれば山菜取りが良さそうな所である。ここはまだ車道。車はめったに通らない。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:宮之浦の漁港が見下ろせる。右手に鏡山、中央に可愛岳、行縢が見える。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

下:車道と遍路道が交差するところで、蒲江方面の海が見えた。かすかにマリンカルチャーセンターの巨大な姿が見える。ココまでは車道なので車でも行ける。
宮之浦八十八箇所
宮之浦八十八箇所 posted by (C)オトジマ

ここからいよいよ遍路道に入る。次回エントリで。

※参考までに国土地理院の地図を。赤破線は遍路道。
地理院地図の人道は遍路道とは必ずしも一致していない。たぶんテキトーに記入しているはず。Aの道が判然としなかったのでヤブ漕ぎのハメになった。Bの道はあることにはあるが実際のコースは56番でなく66番に至る緑色のCの道である。短時間で回りたい人はこのショートカットコースを使うと2時間以内で60番以降を回れる。


※続きはコチラ

※後日、上述の宮野浦分校からコース途中に割り込む短絡路を歩いてみた。詳しくはコチラ



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